これからハンドドリップコーヒーを始めてみようという方に向けて、必要な道具、簡単な淹れ方をまとめてみました。
これだけあれば大丈夫┃必要な道具一式
安いものから高いものまで、色々なメーカーから出ていますが、私が現在使っている、これを買っておけば間違いないというものを紹介します。
コーヒーミル
電動式と手動式がありますが、ハンドドリップの雰囲気を楽しむために、手動式をオススメします。
手動式でも、電動ドリルさえあれば、後から電動式にもできるので、まずは手動式。
オススメは、カリタの木製コーヒーミル。
木の質感がよく、豆を入れるところが広いので、ストレスなく挽けます。
1年間ほぼ毎日これで挽いていますが、今のところ故障なく使えています。
ドリッパー
樹脂製、ガラス製、金属製と様々ありますが、扱いやすさと値段の安さを考えて、最初は樹脂製がオススメです。
私はハリオのV60 透過ドリッパーを使っています。
樹脂製でありながらも、ガラスのような重厚感があり、また、値段も500円と安いです。
1～2杯用、1～4杯用、1～6杯用と三種類ありますが、一人前しか作らないのであれば、1~4杯用がサイズもちょうどよく使いやすいです。
フィルター
めちゃくちゃ高いわけでもないので、ドリッパーのメーカーと同じものを使うのが間違いないです。
ドリップケトル
やかんでも、ただのケトルでも、お湯を注げれば何でもいいのですが、注ぎ口が広いと、コーヒー粉にお湯をきれいに回しかけられないので、ドリップ用のケトルを用意したいです。
私は、ハリオが好きなのと、木製が好きなのとで、こちらを薪ストーブの上で使っています。
計量スプーン
コーヒー豆をコーヒーミルに入れるために使います。
コーヒーを保存する容器に一緒に入れておくと便利なため、小さめのものがオススメです。
注意が必要なのは、計量スプーンでコーヒー豆をすりきり一杯計っても、コーヒー1杯分にはならず、コーヒー粉をすりきり一杯計らないと、コーヒー1杯分にはならないです。
コーヒーの淹れ方
私はコーヒーの淹れ方にあまりこだわりがなく、大雑把に淹れているので、ちゃんとやっている方に怒られてしまうかもしれませんが、このやり方でも十分美味しいコーヒーを淹れられます。
コーヒーを挽く
コーヒー豆を計量し、コーヒーミルで挽きます。
コーヒー一杯あたりのコーヒーの量は10～12gです。
しっかりと計りたい方はキッチンスケールを使い、だいたいでいい方は、計量スプーン1.5杯弱で、おおよよ12gになります。
カリタ式のコーヒーミルをお使いの方は、初期設定ではかなり細めの引き味で、このまま使うとかなり苦めのコーヒーが出来上がってしまいます。
挽き具合を調整するネジを1~2回転ほど戻して、好みの挽き具合に調整してください。
私は細かな粉の中に、3割ほど、大きめの粒が混じる程度で挽いています。
蒸らす
コーヒーカップの上にドリッパー、フィルター、コーヒー粉をセットしお湯を注ぎます。
コーヒーを淹れるためのお湯は95℃が最適らしいので、沸騰したら、ドリップケトルを火から下ろして、30秒ほど待ちます。
95℃のお湯で淹れるのと、100℃のお湯で淹れるのとで、私は味の違いがわからないので、いつもは沸騰したらそのまま注いでいます。
最初に、少量のお湯をコーヒー粉に回しかけ、30秒ほど待って蒸らします。
この蒸らしの工程が重要で、やるとやらないのでは、味に大きな差が出来るので絶対にやってください。
蒸らし終わったら、お湯をぐるぐると回しながら、1杯分になるようにかけていきます。
一杯分のお湯の量は140ccです。
ハリオのV60 1~4杯用であれば、ドリッパーの8割位まで注げばおおよそ140ccです。
ちゃんと注ぐのであれば、3回くらいにわけて注ぎますが、私はいつも一回で注いでしまいます。
コーヒーが落ちきれば完成です。
まとめ
コーヒーの淹れ方を調べると、細かなテクニックがたくさん出てきますが、私が思う大切なことは、
豆の挽き具合（細かすぎず、ほどよく荒い）
しっかりと蒸らす
この2つです。
あとは大雑把でも十分美味しいコーヒーになります。
