10月の有害鳥獣駆除所感
10月になるとオス鹿が鹿笛に反応するようになるため、普段ならそのまま逃げられているところ、鹿笛で動きを止めることができるようになる。
ただ、鹿笛を使ったとしても、動きを止めるのは三段角以上の鹿で、枝分かれのしてない角を持つ若い鹿はそのまま逃げてしまうことがほとんどであった。
これは、鹿笛はオス鹿の繁殖期における縄張りを主張する鳴き声を真似たものであり、そもそも、縄張り争いに参加できない力の弱い若いオス鹿は鹿笛の音にビビって逃げてしまうのが原因だと思われる。
私が住んでいる自治体は10月の中旬までが有害鳥獣駆除期間なので、10月は稼働日数が少なかったが、それでも、牧草地でのオス鹿との遭遇率が他の月と比べて高く、そこそこの数を仕留めることが出来た。
有害鳥獣駆除報酬
市町村によって、有害鳥獣駆除の報奨金は異なるが、参考までに。
シカ 8 x 14,000 円 = 112,000 円
アライグマ 9 x 7,000 円 = 63,000 円
合計 175,000 円

