駆除数
シカ 51
キツネ 19
アライグマ 12
タヌキ 3
カラス 23
キジバト 10
ドバト 2
鹿
去年は鹿の駆除数が16匹だったのに対し、今年は51匹と、大幅に駆除数を増やすことが出来た。
駆除数を増やすことが出来た要因として考えるといくつかあるが、一番は鹿の個体数が昨年に比べ多く、鹿との遭遇率が高かったことが挙げられる。
これは、私の住んでいる地域に限るが、昨年から今年にかけて雪が少なく、越冬できた個体が多かったのではないかと思われる。
また、鹿がいるポイントがわかってきたことも大きい。
漠然と探していても、景色に鹿が溶け込んでしまい、見逃してしまうことが多いが、ここら辺はいつも鹿がいるというポイントをゆっくり、注意深く探すことで、鹿の発見率を上げることが出来た。
射撃の命中率が上がったことも駆除数が増えた要因としてある。
有害鳥獣駆除を始めた当初は、鹿を見つけると、逃げてしまう前に撃とうと、焦って射撃し、外してしまうことが多々あった。
今では、撃つ前に逃げられてもいいという精神を持つことで、冷静に撃つことが出来るようになり、また、最低でも120mの距離まで近づいて撃つことを心がけることで命中率を上げること出来た。
もちろん、これにより逃している鹿も多いかと思われるが、無駄に半矢にせず、確実に仕留めることのほうが大切である。
キツネ
キツネについては、鹿を探す道すがら、たまたま見つけたら駆除する程度であるが、去年は8匹だったのに対し、今年は19匹と、駆除数を増やすことが出来た。
要因としては、鹿同様に今年は個体数が多く、遭遇率が高かったことが挙げられる。
また、今まではバラ弾を撃てる銃(レミントンM1100)で30mくらいの距離までしか狙えていなかったが、今年から新たに空気銃を所持するようになったため、50mまで射程距離を伸ばすことが出来たことも要因として大きい。
キツネは警戒心が高く、こちらの姿を見ると一目散に逃げていくが、一方で好奇心も高く、ある程度の距離でこちらの様子を伺っていることが多い。この距離感がおおよそ50mくらいであることが多く、空気銃を持つことで、この距離のキツネを狙うことができるようになった。
アライグマ、タヌキ
アライグマとタヌキの捕獲はほとんどが箱罠であった。
アライグマとタヌキの見分け方については、尻尾で見分けるのが一番簡単で、縞々の尻尾がアライグマ、そうでなければタヌキ。
また、アライグマは気性が荒く、こちらが近づくと威嚇してくるが、タヌキは気象が穏やかであり、近づいても逃げられることが少ない。
カラス、ハト
カラス、ハトはほとんど空気銃で駆除した。
カラスは警戒心が高く、かつ、賢く、こちらが銃を構えるとすぐに逃げていくため、相手が油断しているときでないと仕留めるのが難しい。
また、羽が硬く、胴体を狙っても半矢になり、頭をピンポイントで狙う必要がある。
一方で、ハトは警戒心が低く、30mほど離れていれば逃げることはないので、カラスと比べると狙いやすい。
ハトは番でいることが多く、片方を仕留めても逃げることなく、心配して近くをウロウロするので、2羽セットで駆除できることが多かった。
