ハーフライフル A-BOLTの簡単な清掃、メンテナス方法についてご紹介します。
より詳細なメンテンナス方法については公式のオーナーズマニュアルを参照ください。
ボルトの清掃

画像中央のボタン(ボルトストップ)を左手で押しながら、右手でボルトを引き抜きます。


ボルトを引き抜いたらハンター御用達の青缶、WD-40を使って拭き拭きします。
どういう理由かわかりませんが、WD-40は射撃場に行ってもたいてい置いてありますし、長老方に聞いても皆これを使っているといいます。
ガンオイルで迷ったらとりあえず、WD-40を使っておけば間違いないです。

ボルトにオイルを塗布する際には、直接ボルトにスプレーしてしまうと、オイルの塗りすぎで、ホコリを寄せ付けてしまうので、ウエスにスプレーし、それからボルト全体を拭き拭きします。
私はウエスとして、フードコートなどで机拭き用に置かれている不織布を使用しています。
汚れたら使い捨て出来、毛羽立ちもないため、使いやすいです。

銃身内の清掃
次に、ボルトを抜いたまま、銃身内の清掃をします。

使用するのはTourbonのクリーニングキット。
ハーフライフル銃は、ライフル銃と異なり、弾頭がプラスチックのケースに包まれたまま銃身内を進むので、そこまで汚れがひどくなることはないため、真鍮ブラシは使用せず、真ん中の段にあるモップのみを使って清掃します。
銃口側から覗いて、銃身内に黒いつぶつぶが見えなくなれば清掃完了です。

全体の清掃
ウエスにWD-40を染み込ませ、マガジン、銃身等を拭き拭きし、ボルトをもとに戻したら清掃完了です。
このとき、ウッドバージョンのA-BOLTであれば、木部にオイルが付着すると割れの原因になるので、木部には付けず、金属部分にのみオイルを染み込ませます。
ネジの緩み確認

ウッドバージョンだけかもしれませんが、画像中央の弾倉を止めているマイナスネジがよく緩むため、ついでに確認しておきます。
他にも、負い紐を通すための負環も緩んでいることがあるので、ここも確認しておきます。
まとめ
A-BOLTの清掃、メンテナンス方法についてまとめました。
オーナーズマニュアルによると、射撃する毎に清掃することが推奨されていますが、そこまですると大変なので、私は2,3回射撃する毎に清掃しています。
皆さんの参考になれば幸いです。